愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 9

愛知・K邸は、内装工事と並行して外壁の板金工事も始まりました。
今回は施主のK様とよく話し合った結果、モスグリーン色のガルバリウム鋼板となりました。

曲壁もわかりやすくなってきました

 

キッチン・パントリーにフローリングが貼られてます

 

もちろん猫ゾーンも着々と進行中

 

工務店の社長は、なかなかシブい色だと太鼓判を押していました。
サンプル等で確認して、そのことはよく理解できていたのですが、何せ私たちにとっては初めての色だったので、少しドキドキしていました。

さてその結果は‥‥写真で見る限りトーンが抑えられて感じの良い色だなと思いました。これなら大丈夫。

綺麗なシブい色味の外壁になってます

 

実物を見て細かい納まりチェックしたい~!

 

実物をご覧になったお施主様からも高評価を得て、ホッとしています。

次回現場に赴く時の楽しみが一つ増えました。
その日が待ち遠しいところです。

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 8

愛知・K邸の断熱工事と内装下地工事が始まったので、諸々チェックをしに現場まで行ってきました。
現場はミカンやお茶の産地ですから、いわゆる温暖な気候なんです。
こういう恵まれた土地での断熱工事は、逆により一層厳しい目でチェックをしないといけません。

傾斜天井と曲壁がきれいにできそうです

 

寒冷地での工事経験がある私たちが目を皿のようにして、重箱の隅をつっつくように断熱材の乱れを探し回っておりました。大工さんはさぞ鬱陶しかったことでしょう。

断熱工事を点検する前に内装下地の釘打ちピッチ等もチェック

 

基本的には悪くない施工でしたが、このままではいけないという部分もやはりありました。
いくつかのポイントを指摘し、修正をお願いしておきました。

フィルムが切れている断熱材等はきちんと補修してもらいますよ

 

ただ、大工さんの名誉のために言っておきますが、私たちのチェックに指摘点無しだった施工者はいません。非常に細かいのです。とってもうるさいのです。温暖地であろうと断熱工事は家の機能性を左右する重大な工程です。

温暖地の晴天日、工事写真映えしますね

 

前日夜に施主のK様と電話打合せをした内容も現場に伝え、
一日中うるさがられた私たちは現場を後にしました。

猫と建築社ヘルメット

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 7

愛知・K邸の新築工事は年明けも木工事が続いております。

猫たちのスペースは何となく見えてきた

キッチンから中庭方向を見るのはまだ分かりにくい

 

この日は、柱や梁を接合する金物の施工状況チェックをしに現場まで行ってきました。
設計図通り・指示書通りに施工されているか、ビスの本数までチェックしに行ってきたのです。

指示通りの金物で緊結されているのを確認

金物を接合するビスの数もチェック

もちろん天井裏の金物も要チェック

指定の釘が使用されていることを確認

 

当日は私たちの他に瑕疵担保保険審査機関の検査日でもあり、検査員の方からの質問に設計者として答えつつ、自分たちの確認すべき箇所も事細かにチェックして回りました。
なかなか忙しい一日となりました。

透湿防水シートの重ねしろもチェック

外壁下地の胴縁寸法もチェック

胴縁の釘間隔もチェック

サッシ周りの防水施工をチェック

 

温暖な三河地方には珍しいほど寒かったこの日、大工さんたちも口々に「寒い寒い」を連発してました。
現場にある仮設トイレもこころなしかいつもより使用頻度が高かったようです。

基礎の内側断熱材をチェック

床断熱材の施工が始まっていました

天井裏では屋根断熱の準備が着々

 

いくつかの細かい指摘事項を監督さんと打ち合わせ、私たちは夕陽とともに現場から姿を消しました。

屋根板金の状況も確認

三河湾方面に夕陽が沈む頃、私たちのチェック作業も終わろうとしていた

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 6

年末に向けて現場では大工さんたちが頑張ってくれています。

サッシの仮止めも始めてます

 

木の香りがしそうですが、現場はさほど良い匂いはしません

 

金物で更に固められた軸組に外壁面材が張られ、上には屋根板金が張られ、見る見る「家」が形づくられていきます。とても楽しい日々です。

寒風の中、屋根屋さん(板金屋さん)が大切な作業を行う

 

ここキッチンなんです、今のところ何の気配もありませんが

 

ここで猫たちに楽しんでもらいます、今のところ何の気配もありませんが

 

今のところ順調な滑り出しですが、現場には様々な問題が発生するものです。油断せず事故の無いよう丁寧に仕事を進めていきたいです。

上棟の時に立てた幣串のもと木工事は安全に進む

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 5

愛知・K邸の工事は上棟が終わり、本格的に木工事が始まりました。

筋交いや接合金物をきっちり設置し、まずは家を「固めます」
構造計算により定められた接合部材を使って、まずは家を「固めます」
地震国・日本の木造住宅、まずは家を「固めます」

 

いわゆる天井裏にあたる箇所

 

外壁面材で「固める」

 

同時進行で屋根の下地工事も進み、刻々と「家」らしさが増していきます。

 

今回はこの「日々の進歩」をお施主様のお父様が、家が近いこともあってご覧になっています。
おそらく多忙なお施主様には随時、お父様からも工事の進捗状況が報告されていると思います。

ここは猫の楽園になる予定

 

さて、家が「固まった」ら、私たちもまた現場に赴き、その「固めっぷり」をチェックして回ります。今から楽しみです。

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 4

愛知・K邸の工事は基礎工事が終了し、建て方(上棟)の日を迎えました。
空もスカッと晴れ、めでたいめでたい佳き日となりました。

 

この建て方というのは、一日で住宅の骨組みを立ち上げていく工事で、木造住宅を建てる工程中最も賑やかで華々しい瞬間です。

 

私たち設計者も非常に心がウキウキする工程ではありますが、それはそれとして、柱や梁といった重要部材から、接着剤・金物類まで、その仕様・数量・寸法を細かくチェックして回らなくてはなりません。

いいお天気の中、チェック作業は続く

 

工事の邪魔にならぬよう、建ち上がっていく家の中をちょこまかと動き回ってあれこれ指摘しますので、まぁ作業中の皆さんは内心「五月蝿い奴らだなぁ」と思ってるかもしれませんが、これが課せられた重要な業務ですので頑張ります。

現場にて青空会議が始まる

 

外壁の納まりを板金屋さんと確認し合う

 

夕方になり作業が終わると、お施主様と上棟式が行われました。
ご時勢から最近は酒宴となることもなく、棟梁仕切りのもと簡易な形で清めの儀式となりました。

さあ、大工さんも入ってここから本格的な木造住宅新築工事が始まります。
事故の無いよう、みんなで心を合わせて素晴らしい家を作っていきたいと思います。

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 3

愛知・K邸の基礎工事、配筋検査後は型枠工事からコンクリート打設へと進んで行きます。この工程はベース部分と立上がり部分の2度に分けて施工されます。本日は基礎(ベース部)コンクリート打設の日です。

外周部の型枠と配筋が完了した現場

 

現場で成分検査されたコンクリート

 

成分・品質が適正に管理されたコンクリートが流し込まれる

 

基礎(ベース部)コンクリート打設完了

 

良質なコンクリートが良質な基礎をつくり、良質な基礎が良質な木造住宅をつくります。基礎の中身である鉄筋・コンクリート、基礎と住宅をつなぐアンカーボルト等の金物、建築とはすべてが大切なピースで出来てますな。

 

ベース部の乾燥後、立上がり部の型枠工事

 

立上がり部のコンクリート打設

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 2

基礎の配筋工事が終了し、その内容を検査・確認するため現場へと向かいました。
今までの工程は現場監督さんとの連絡、写真報告等で状況確認できてましたが、やはり我々設計者というものは、配筋工事の出来は自分の目で確認しないとストレスにより体に不調をきたすものなので、喜び勇んで現場へ行ってきました。

 

11月22日基礎配筋工事が終わり、本日は配筋検査

 

配筋の間隔をチェック!

よし!!

 

かぶり厚(鉄筋を覆うコンクリートの厚み)をチェック!

これもよし!!

 

鉄筋端部の折返しをチェック!

さらによし!!

 

などなど入念に配筋状況を検査して回った一日でした。

それでよし!!

 

愛知・K邸『猫と楽しく暮らすおうち』ができるまで 1

私たち「猫と建築社」にとって初の『関東圏外』での物件、愛知・K邸の工事が11月から始まっております。

猫と快適に暮らす住宅を施主のK夫妻とともに構想し始めたのが昨年の2月。
かれこれ1年9ヶ月の設計期間を経て着工と相成りました。

ここしばらくの間は、折にふれ工事の進捗状況をブログにてご紹介いたします。

工務店の社長さんも職人さんも、皆さん名古屋弁(もしくは三河訛り?)なので、今後関西出身の私はついつられて関西弁になってしまいそうな現場です。
ワイフは横浜出身なので、関東・関西・東海それぞれの言葉が入り乱れますが、気持ちは一つに合わせて素晴らしいおうちが出来上がるよう努めたいと思っています。

着工前(今年5月頃)の敷地

この頃はまだ法律上「農地」でした

 

11月初旬に敷地を整地

 

遣り方(建物の位置決め)の後、お施主様のお父様が家の四隅に塩をお供え

ありがとうございます

 

そしていよいよ基礎工事がスタート!!

土曜の夜10時は渋い大人の時間

もう何十年も前の不確かな記憶ではあるが、その昔土曜の夜は充実していた。
なにせ全国的に「8時だヨ!」と「ひょうきん族」が張り合っていた。
関西では既に7時半から「クイズダービー」と「部長刑事」がしのぎを削っていた。

9時、ここが分水嶺。「ゴールデン洋画」「土曜ワイド」で11時まで一気に走ることもできたし、「Gメン」に熱狂することもできた。私はといえば非常に日和見的で「洋画」と「土ワイ」のタイトルに左右されていた。「天知の明智小五郎」「藤田の音川音次郎」にはめっぽう弱く、「土ワイ」の軍門に下ることも多かった。

天知茂+明智小五郎=天知小五郎

しかし基本線は違った。次の10時に備えて「Gメン」もしくは風呂を選択した。10時、そこには「明智や音川」に肩を並べる良質のビッグコンテンツが堂々と横たわっていた。

その番組、それこそが昭和を代表する最強低俗番組「テレビ三面記事 ウィークエンダー」に他ならない。

とにかく扱うヤマの殆どがB級。のぞきや下着泥棒といった出歯亀系はもちろん、食い逃げ、コソ泥、寸借詐欺、果てはサファリパークのライオンが絶倫過ぎて困るといった話題まで、事の顛末をレポーターという名の講談師たちが、数枚の写真パネルを使って丁寧に面白おかしく紹介してくれた。

トップバッター桂朝丸の迫力ある話術

パネルに写った事件関係者の目の周りには、一様に焼海苔のような黒い目隠しが施され、この時代としては精一杯のプライバシー保護を考慮してますよ風を吹かしていた。
ちなみに前述した絶倫のオスライオンの写真の目にも焼海苔が貼られており、これには子供心に大人の悪ふざけを感じたものであった。

そんなウィークエンダー、番組内容もさることながら、司会の加藤芳郎の後ろにずっと映っていた番組ロゴマークが渋かった。煙草をはさんだ指がテクテク歩いているそのデザインには、加藤芳郎の風貌と相俟って、子供心に大人のかっこ良さを感じたものであった。

で、あのかっこ良いロゴへのオマージュを込めて今回「猫と建築社」でTシャツを作ってみました。「猫と建築社」なので、猫に寄ったデザインと建築に寄ったデザインの2種類をご用意いたしました。

ご興味をお持ちの方は、是非とも下記の「猫と建築社のお店」のホームページまでお越し下さいませ。というわけだ!(桂 朝丸)

https://nekokenshop.thebase.in/

来週こそ良い週でありますように。