| 扇型の部屋という、ともすれば使い勝手の悪い印象にもなりがちなこの不整形な形に対して あえて逆らわず、可能な限り素直に空間を立ち上げたいと考えた。 水廻り・収納のコア空間を稜線に沿ってリニア状に配置し、敷地の中央に「それ以外の」スペースを広くとる。 「それ以外」のスペースは、一筆描きの開放的な空間となり、そこに向かう演出されたアプローチ、 居住性を考慮したプライベートスペースにより、空間にストーリー性が加わる。 個性的に生きていこうと、空間のあり方にもこだわりを持つ居住者(単身20〜30代想定)にとって この空間は、居住機能性・ドラマ性・デザイン性を兼ね備え、居住者の個性を具現化できる 非常に魅力的な空間である。 |